BABYMETAL紅白初出場!でもあの紅白の演奏では、良さが全然伝わらない
2020年、BABYMETALは紅白初出場となりました。
たまたまテレビを見ていたタイミングで、BABYMETALが登場したので久々に見てみました。
まず見終わった後の感想として思ったことが、
紅白の演奏時間が短すぎる
こんなに演奏がカットされるの?と見ていて疑問に思いました。
もちろん出演してくれたことはファンにとってはありがたいのですが、この演奏内容では多くの人が不満に思ったでしょう。
国民的な番組と言われながら、歌を提供する番組として曲をあそこまでカットするような内容であれば、確かに紅白に出ない選択をする歌手が多いこともなんとなくわかった気がします。
自分がもし歌手の立場であれば、確かに紅白には出ない選択をしているでしょう。
(2020/1/1追記)
今回の紅白歌合戦では、YOSHIKIさんとの共演もありました。
こういった共演の機会は、逆にBABYMETALライブでは実現は難しいので、こういった紅白歌合戦だからこそ実現できる内容でした。
紅白に参加したBABYMETALのメンバーも、YOSHIKIさんと一緒に共演できる機会があったので、そのことを考えれば、この紅白の参加はきっと思い出に残る貴重な体験になったことでしょう。
演奏時間が短かったというのは、確かに見ている立場からすれば不満が残りましたが、BABYMETALのメンバーは紅白に出て本当に良かったと思っていることでしょう。
紅白での演奏を見た後、すぐに自分がファンになったきっかけになったYouTubeの動画を久々に見ることにしました。
Contents
紅白とは雲泥の差。月とすっぽんくらい違う
うん。やっぱり全然違う。
これは2014年の海外でのライブ映像ですが、私がBABYMETALのファンになったきっかけの動画です。
紅白と同じ曲を歌っているのに、このライブ映像とは受けるインパクトが全然違います。
演奏がカットされてしまうと、同じ曲でもここまで印象が変わってしまうのか?と言うことがよくわかると思います。
この時の演奏はソニスフィアの奇跡とも言われており、今では伝説のライブとして語り継がれています。
演奏当時はまだ中学生と高校生だった
そしてこの演奏は最近ではありません。2014年なので紅白に出場した2020年から数えると、今から6年前の動画です。
6年前と言うことは、BABYMETALのメンバーはまだ中学生と高校生です。
観客を見てもらうとわかると思いますが、このライブ会場は日本ではなくイギリスです。
一般的なアイドルグループのコンサートとは違い、ここはヘヴィメタルバンドが出演するような外国のロックフェスです。
観客もコアなヘヴィメタルファンばかりで、日本のように失敗しても暖かく見守ってくれるような人たちがいるような場所ではありません。
そんな観客を前にしながら、日本語の歌を披露しています。
日本とは違う異国の地の場所で、おそらく日本語がわからない人たちが大多数を占めるヘヴィメタルファンの前で、中学生と高校生の女の子3人組が日本語の歌を披露する。
凄すぎる……もうそれしか言葉が浮かびませんでした。
当時の自分はその事実を知って衝撃を見て、気づけば朝までBABYMETALのライブ動画をひたすら繰り返し見ていたので、次の日の仕事が眠すぎて支障が出た記憶が残っていますww
そしてBABYMETALが初めて東京ドームでコンサートを開催したときには、チケットを購入して二日目のライブに参戦しました。
この時は確か台風の影響で中止になるのでは?とドキドキでしたが、結果的には無事に開催されてよかったです。
今ならコロナの影響で、大規模なライブ自体がそもそも開催不可能と言う状況(>_<)……。
私が参加したライブはこの一度きりですが、やはり会場で聞く演奏は一味も二味も違ったので、参加してよかったと思いました。
そしてBABYMETALでは、神バンドと呼ばれるもう一つ欠かせない存在があります。
紅白では神バンドの良さが伝わらない
私がBABYMETALのファンになったきっかけの一つに、バックバンドに神バンドと呼ばれる凄腕の人たちが演奏していると知ったことも理由の一つです。
紅白ではギターソロが丸々カットされていたので、正直神バンドの存在を知らない人の方が多いでしょう。
先ほどのYouTubeの動画をもう一度よく見てもらうとわかると思いますが、この演奏は全て録音ではなく生で弾いています。
ドラムやギター、そしてベースを触ったことがある人なら、この曲の難しさが良くわかると思います。
私はもともとX JAPANのhideが好きだったので、学生時代にモッキンバードの形をしたギターを購入して練習したこともありますが、はっきり言ってこの曲は弾けません。早すぎて無理ですwww
この動画を見るまでは、BABYMETALはよくテレビに出てくるアイドルグループの一つだろうというくらいの認識でしたが、異国の地でこれだけのパフォーマンスができる実力と、海外のヘヴィメタルファンの前で堂々と演奏している神バンド達の姿を見て、
これはただのアイドルの集団ではない。本物のアーティストだ。
YouTubeの動画を見て、それまでBABYMETALに持っていた自分の認識が、180度変わった瞬間でした。
このように海外でも非常に高い評価を受けているBABYMETALは、ついに日本人初の快挙を成し遂げます。
日本人初のウェンブリー・アリーナでの公演
BABYMETALは、2016年にイギリスの地にあるウェンブリーアリーナでコンサートを開催しています。
この場所は、U2、マドンナ、ボブ・ディランなど世界的に有名なアーティストがライブを開催した場所です。
イギリスの地で日本語の歌で有料コンサートをやろうと思っても、普通は人が集まりません。
そのため2020年時点で、このウェンブリー・アリーナーでコンサートを開催した日本人は、BABYMETALとX JAPANの二組しか存在しません。
日本人でたった二組しかいないアーティストの中に、このBABYMETALがいます。
それだけ海外での評価が高いという事実がよくわかるでしょう。
神バンドの一員のベースのBOHさんが、ウェンブリーでの演奏後にツイッターでつぶやいた内容です。
本業で音楽の仕事をしている人にとっても、このウェンブリーアリーナでの公演がいかに特別な意味を持っているのかが伝わってくる内容です。
BABYMETALはやはりライブで見ると感動が全然違う
今回の紅白を見て約4年ぶりにこのブログを更新しましたが、紅白を見ていて正直物足りないと思う人も多かったはずです。
あの演奏時間ではBABYMETALの良さが伝わりにくいですし、もし私がこの紅白でBABYMETALを初めて知ったのであれば、おそらく東京ドームにライブを見に行こうと思ったり、ホームページを作成しようとは思わなかったでしょう。
今年話題の鬼滅の刃の主題歌を歌ったLISAさんと比べれば、BABYMETALのステージの演奏時間は、おそらく三分の一ほどしかなかったように思えます。
BABYMETALの凄さはやはりライブを通して体験するのが一番です。
今はコロナの影響で大規模なライブは実現が困難となっていますが、またいつの日にか、みんなが楽しんでコンサートを楽しめる日が来るまで、今はただ待つのみです。